特別展「Kawaii 日本美術」はホントにかわいい [アート]
山種美術館で開催されている特別展「Kawaii 日本美術」に行ってきました。
会期末なので結構な混雑ぶり。大雪で出掛ける時期がずれてしまったのがちょっと痛かったです。
目玉と思しき若冲の「樹花鳥獣図屏風」（静岡県立美術館蔵）が後期に出るのを待っていたものですから。さてお目当てのこの作品は言わずと知れたサントリー響CMでもおなじみの「鳥獣花木図屏風」（プライスコレクション）と非常に似ているものです。私も昨年福島で実物を鑑賞してきました。実はこの2点、真贋論争が続いているのですね。模倣なのか習作なのか工房作なのか私には判断のしようもありませんが２点あるなら両方観たいという願いがかなって嬉しかったです。
うさぎは２点で位置が異なりますから必ず見つけてくださいね（笑）。
この展覧会は子ども・動物・小さい/ほのぼの/ユーモラスなものに分類してKawaiiを感じる展示になっていて、その中でも動物の点数が一番多く、さらにはうさぎは大変目立った地位を確立していました。私が行った日は、
土牛の兎２点、守屋多々志、熊谷守一、谷内六郎２点にがいました。うさぎバンザイです。
そしてお楽しみの「Cafe 椿」の和菓子。
今回は守屋多々志画「波乗り兎」をモチーフにした「波とうさぎ」をいただきました。黒ゴマがアクセントに効いているこしあんがおいしい。かわいいし大満足です。おっと写真を見返すとメニューと違って金粉が銀粉ですねぇ。
会期は明日3/2（日）まで。どうぞお急ぎあれ。
2014-03-01 03:42
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