竹内栖鳳展ブロガー内覧会 [アート]
11月25日まで開催中の
『【特別展】没後70年 竹内栖鳳―京都画壇の画家たち―』山種美術館
素晴らしいのでお見逃しなくと書きたかったのですが、
会期末ギリギリになってしまってごめんなさい。。
先月、ブロガー内覧会に参加させていただくことができました。
この日は演奏会があったので会のスタートには間に合わなかったのですが、
山崎館長のギャラリートークは全部お話を伺うことができ、貴重な体験をさせていただきました。
(実はこの後の自由時間に名刺交換&ツーショット撮影までさせていただき、夢見心地)
さて、山種美術館では九段下の時代にも「斑猫」(見返り美人猫、今回も出品)ほか何点も鑑賞した記憶があったのですが、今回一堂に会した栖鳳作品を目の当たりにして、その力量と存在感にノックアウトされました。さらに貴重な解説を伺い一点一点をじ~っと見つめていると、画家の努力やアイデアに感服すると共に、没後70年とは信じられないくらい新鮮なセンスに驚くほかありません。
お邪魔したイベントは地下の展示スペースと、1階のカフェスペースの両方が使用されたので、私はお茶の時間をちょっとずらして再度地下で展示の鑑賞。こんな風に絵を独り占めです。
あ、イベントは何と太っ腹の(?)写真撮り放題。許可をいただいての撮影です。
照明が映りこんで困っていると、スタッフやショップの方々も協力していろいろと工夫してくださったりもう驚愕のサービスで感激しきり。
栖鳳はヨーロッパに遊学し、肌で感じた西洋美術の要素を日本画に活かそうとします。題材、構図、構成など日本画に独自の感性を取り入れて日本画の可能性の拡大に寄与しました。画紙にも独自の工夫をしたそうで、その話題の際に中国旅行で描いた(帰国してからの完成らしいけど)絵が取り上げられていました。
帰国後も潮来に蘇州のおもかげを見るなど中国は刺激になったようで、私も先日同じ風景(そこで写生する人まで)を見たばかりなので個人的に深く感じるところがありました。
そして今回の展覧会は動物好きさんには特に特におすすめしてしまいます。
ライオン、虎、クマ、猿、カエル、トンボ、などなど。
そしてうさぎ好きさんにはとっておきの2枚が展示されています
①飼われたる猿と兎 (大きな屏風です。猿と兎では筆のタッチを違えているんですって!)
②森徹山 画 兎図(後期のみ)
山種美術館では、老舗菓匠「菊家」さんオリジナルの和菓子が展覧会ごとに何種類かいただけるのですが、私は今回当然のことながらうさぎがちょこんと乗っかった「白うさぎ」をチョイスしました。
あまりのかわいさに泣きそうでしたが、上品なお味を堪能してきました。
あぁ、ほんとに楽しかった。
また素敵なアートイベントに参加してみたいです。
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