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川村清雄2つの展覧会part2 [アート]

そして目黒美術館では2012年12月16日まで
「もうひとつの川村清雄展」が開催されており、そちらへも足を延ばしてみました。
(というか、目黒美術館はどちらかといえばご近所のような。。)
kawamurakiyoo1 - コピー.jpg

2005年に他に先駆けて川村清雄を取り上げたこの美術館では、えどはくの企画よりもう少しやわらかい印象を受けました。多分、ゆかりの人物が集めたコレクションが中心になっている展示だからなのでしょう。ヴェネチアから持ち帰ったらしい清雄の友人の絵も興味をそそりました。

目黒区美術館所蔵の屏風「村上彦四郎」と油彩「鸚鵡」は見ごたえのある素晴らしい作品です。この2点は特に目が釘付けになりなかなか前を立ち去れなかったのですが、他にも細々としたものを含め、結構な数の出展があります。空いていたのでじっくりと見たかったのですが逆に1点1点が愛おしすぎて最後には時間切れになってしまいました。う~ん時間配分を間違えたぁ。それにしても土曜日にあの人の少なさ。アリエナイ(怒)です。

さて、2つの展覧会でたっぷり川村清雄を堪能して感じたこと。
時代の先の先を行く芸術性を見せた孤高の画家(絵師)は今後ますます注目度を増していくだろうなということ。専門家ではないので真面目なコメントは以上にして、清雄は好きなものは徹底的に好きということで何度も何度も題材にしているのに気付きました。
花鳥は本当に好きですよね。しつこいくらいいつもいつも描いています。中でも鳩とバラがお気に入りと見た。梅や桜は結構当たり前だと思うのですが、この時代にバラですか。やっぱりヨーロッパでの生活経験がそうさせているのでしょうか。それからヴェニス。思い出しては何度も風景を描いています。
あと、実は清雄は手の表現が苦手だったと思います。必要な時以外は手を描かないようにしていたんじゃないでしょうか。すごく素敵な絵なんだけれど手だけは何か変(?)。笑っちゃいけないけど笑っちゃう、と私は思ったんですけどあなたはいかが?

choco3.jpgうさぎメモ

今回は多いですよ。ヤバイです。
展示品リストが順不同なので私もバラバラでごめんなさい。
①棚:えどはくにもあったもちうきうさぎの飾り棚 ラブリーです。
②「妾人妾語」のジャケット:関連出品計4点 女性がうさぎを抱えています。やっぱり指が変ですがうさぎはカワイイ、すごく。
③月の都「新婦人」表紙:品のあるうさぎ


2012-11-16 07:37  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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